正義の味方、それともただの変態? 仮面を付けているキャラクター特集

代表的な変態仮面キャラといえば

変態仮面キャラクターの代名詞

仮面を付けている変態キャラ、という話をするとしたらこのキャラクターの存在を忘れてはいけない。筆者も子供の頃に週刊少年ジャンプにて連載されていたのを見ていたが、正直何なのかきちんと理解せず、ただ読んでいるだけだった。恐らく今の時代であの作品を読んでいたら母親が絶叫して苦情の嵐、みたいな事になりかねない作品がある。かつて週刊少年ジャンプでも連載されていた『究極!! 変態仮面』という作品だ。

聞き覚えのある人は多いでしょう、リアルタイムで誌面を読んでいたという人もそうですが、それ以上に知っている人は知っているまさかの実写映画化もされた作品だ。誰が一体、どうしてこの作品を実写化出来ると想像できただろうか、そして妙に再現率が高すぎて見たくても怖くて見れない、そんな思いにかられます。

この作品でいうところの変態仮面とは文字通りの変態だ。そのビジュアルは今となっては筆者も見るのを躊躇うかも知れない、ほぼ裸に顔には女性の下着をつけ、さらにブーメランパンツを両肩まで伸ばす形で身につけ、網タイツを履いている。これを変態と言わずしてなんというか、筆者は子供の頃変態という言葉の意味も理解していなかったので、何の抵抗もなく読んでいた。

少しは疑問に思えよ、そう言いたくなるくらい変態仮面は文字通り変態だ。

変態のサラブレット

変態仮面とは主人公である色丞狂介が変身した姿となっている、ちなみにいえば作中では高校一年生となっている。問答無用で変態だ、名前からしても『色丞=色情』で『狂介』という名前からも『色情狂いの変態』といったフレーズから名付けられているのかもしれません。

しかし普段の狂介は正義感に溢れた好青年に部類されている。しかも父親は元警察官で死別していいて、母親の魔喜はブティックを営む経営者としての顔を持っている。ただ母親は経営している傍らでSMクラブで女王様のアルバイトをしているという、どうなんですかと言いたくなる裏の側面を抱えている。母親の腕前は神がかっているとまで揶揄されており、大概変態のようだ。

父親は警察官だからまだマシだろうと思いたくなりますが、結婚前の交際時にはドSな魔喜に調教されてMとしての才能にも目覚めしまったという残念な人となっている。そのため、個性豊かすぎる両親の血を受け継いでしまっていることから、狂介は生まれながらにして『変態のサラブレット』とまで言われてしまうほどだという。こんな作品が週刊少年ジャンプで連載されていたのだから、どうして編集部はOKしたんだと問いかけたくなる。冒険がしたかった、では通じないレベルだ。

変身のきっかけ

どうして狂介はそんな変態仮面になってしまったのかというと、作中における展開で銀行強盗の仲間に化けて犯人を捕まえようとしたが、その際に誤って女性用の下着を身につけてしまったことから、変貌してしまったという。その始まり方、ヒーローとしてどうなの? と思わず質問したくなりますが、ヒーローと呼ばれるだけ強さに関しては桁違いとなっている。

父親譲りの正義感はもちろん、高校では拳法部に所属してエースとして活躍しているほど、本人の身体能力は変態仮面でなくても同年代ならば比較にならない強さを持っているのだ。そんな類まれな身体能力を活かして悪を打ち倒していくわけだが、純粋な拳法ではなく変態技で成敗するという。ビジュアルのインパクトさもそうだが、変態技で倒される悪党についても何だか同情の余地を持ちたくなる。まともに倒されるならまだしも、変態に変態技で倒されて断罪されるのだから釈然としないでしょう。

名セリフ

変態仮面といえば、決まって良く言われている名セリフがある。

『それは私のおいなりさんだ』

何を指して、どんな状況でこのセリフを言っているのか、名言はしない。こうしたあらゆる連続した変態行為で悪は倒される。時に痴漢を捕まえようとした際にも、痴漢から変態と罵られるも、貴様に言われたくはないと反論もしている。どっちもどっちだよ、そう言いたくなる。

苦情が殺到、打ち切り

同作品は連載開始時から、その内容から圧倒的な人気を獲得したという。ジャンプは思春期の少年たちに愛されていたから、露骨過ぎる下ネタが見られる漫画は喜ばれたのかもしれません。ですが過激すぎる内容もあって、こんなものを連載するなと苦情が寄せられてしまったためにわずか1年足らずで打ち切りへと追い込まれてしまいます。

しょうがないの一言しかない、ただ変態を象徴する仮面キャラクターという意味では彼以上に有名なキャラもいないでしょう。よくこんな作品実写化する気になったなぁというため息しか出てこない、これで続編もあるというから信じられない話だ。変態仮面、誰がどう見ても純然たる変態だ。